一番難しいのは信じる事

<万里の人生論・生き方>
一番難しいのは信じる事
ある日、小学校1年生の女の子と
そのお母さんの会話を聞いていました。
女の子は言いました。
「好きな人の名前を消しゴムに書くと両想いになれるんだよ」
「星にお願いすれば叶うんだって」
お母さんは言いました。
「そんなことで叶えば苦労しないよ」
悲しいことですね。
よくある会話かもしれません。
子供は願えば叶うと思っているのに、大人はそれを認めません。
そうして、子供たちも、
「願い事なんてそう簡単には叶わないんだ・・・」
そう、潜在意識に記憶してしまいます。
そう「願い事は簡単には叶わない」と。
大人になっても、思うでしょう。
「やっぱり願ったって、叶わないじゃないか!」と。
そうですよね、そう思っているんですから。
一度刻み込まれた潜在意識を変更するのは難しいものです。
いくら潜在意識の勉強をしても、
子供の頃からしっかりと刻まれている思い込みを
なかなか変えることはできません。
子供のころから、「願えば叶うんだ。」
「人生は自分で決められるんだ。」
ということを、もししっかりと信じることができていたら・・・。
きっと、今より、ずっと自由に、楽に、スイスイと、
自分の人生を生きることができていたでしょう。
あなたが自分を信じられないのは仕方がないことです。
それが一番難しいのですから。
そして、それができれば、もう何もかも、
あなたは望む人生を生きられるのですから。
信じることが難しい・・・と嘆き、夢をあきらめる人がいます。
難しいのです。信じるということは。
難しいのですから、なかなかできなくて当たり前なのです。
ゆっくりでもいい、少しづつ自分を信じればいいのです。
長い間、信じてきた
「夢は叶わない」という概念を、
ゆっくり変えていってください。
一日や二日で変わる方が、おかしいのです。
ゆっくり変えていけばいいのです。
あきらめないでください。
あなたは、「自分が信じられない」のではないのです。
「自分を信じられる」ようになる過程にいるのですから。
確実に、進歩しているのですから。
そして、いつか、完全に、
「自分を100%信じられる日が来ます」
望みの物を全て手に入れられる日が来ます。
その日まで、自分を信じる訓練をやめないでください。
できなくていいのです。疑ってしまっても仕方ないのです。
「今あなたはその過程にいるのですから」